※小泉政権のころのなぐり書きです。
今日から民主党の新政権、がんばれ。
声ださずとも応援してる人はいるんだから…
私たちのかわりに…申し訳ないけど…死ぬ気でやって
♥そして原発問題も生命の尊厳の角度から再度考えてね♥
なんとなくテレビで国会中継を見ていた。
大人達が日本の明日をどうすればよいのかを論じていた。
難しい言葉ばかりで、そのうち何を喋っているのか判らなくなってきた。
それでも、なんとなく、ぼおっと、テレビを見ていた。
そのうち議員達が口をぱくぱく動かしているだけの人形に見えてきた。
どうしたんだ?
生きているはずの人間が、命のない人形に見えるって…どうしたんだ?
何を論じているのか聞くために、少しだけテレビのボリュームを上げた。
さっぱりわからない。
ボリュームだけの問題じゃない。私の頭がついていけないのか?
困った頭だ。なおもボリュームを上げテレビを見ていた。
似たような声のトーンに、似たような服装、似たような顔の大人達。
彼等は、こんなことをして何が楽しいのだろう? 悲しいのか?
いや、怒っているのか?
違うようだ。
テレビを見ながら、彼等の日常生活を想像してみた。
想像できない。
不思議になって、少しだけテレビの画面に近づき、彼等をもっとよく見た。
すると、彼等の瞳に輝きが無いことに気付いた。
彼等は疲れているのか?
何に疲れているのだろう?
仕事か? 人生か?
違う。
疲れてなんかいない。
疲れた表情が無い。彼等は表情をなくしている。
なるほど、彼等は自分の意志で生きているわけじゃないのか。
もしかすると精密なマリオネットなのか?
面白くなって、さらに近づいて、ひとりひとりを見る。
彼等は人形ではない。生きている。しかし、誰かに操られている。
誰だ?
彼等の顔が、タヌキになってきた。
いや、それは、あのかわいタヌキ達に申し訳ない。
ムジナだ。
「同じ穴のムジナ」
たしか、よからぬことをたくらむ仲間同志のことを昔の人がそう言った。
大変だ。
日本が危ない。誰かに教えなければ。
テレビの総理大臣の顔を見た。
残念な事に、彼は「古狸」だった。
※ことわざのムジナとホントのムジナは違うらしいです。
【ムジナ】
食肉目イタチ科の哺乳類アナグマの別名。ニホンアナグマは本州、四国、九州の都市近郊から高山の森林まで広く分布する。狩猟獣であり、その肉は「たぬき汁」として食されることが多い。
0 件のコメント:
コメントを投稿