2015年7月2日木曜日

原発が壊れて


肉食を続けている人々は大別して二種類。
良心が咎めながらも大規模工場畜産のお陰で辛い真実を見ずに済むので普段から誤魔化しながら生きている。
片や肉食の毒が回って最終的な末期症状を呈し、善悪の区別がつかない状態になり、血を見ても何とも思わないばかりが、逆に興奮し、血を見る娯楽や狩りを好む者。


そして、段階をふんで、人間は、とんでもないことになってる。
次の段階は、カンニバル
修羅の末期的世界。

★★★  ★★★  ★★★  ★★★  ★★★  

むかし、むかし、いろんな動物たちが、この星に生まれてきたいと思った。
太陽の光を浴び、青く光る地球は美しい。

そして、せっかく、やっと、地球に生まれた、動物たちを待つ運命は
人間による、裏切りと殺戮 だった。

心やさしい動物たちの瞳は涙があふれた。
青く光る地球。
地球の海は動物たちの痛みと哀しみの涙でできていた。

それでも、ヒトが慈愛を取り戻せるようにと
動物たちは、なんども、なんども、チャンスを与えた
裏切られても、裏切られても、ヒトを信用した。
なんども、なんども、つぶらな瞳で、見つめてくれた。
でも、ヒトは、慈愛にあふれる彼らを
なんども、なんども、残忍な方法で、殺した

ある日、動物たちが、神様にお願いした。
もう、わたしたちが、美しい地球に、生まれてこれないようにしてください。

原発が壊れた。
原発から、毒が流れた。
もう、この星に生まれてきてはダメだよ。
ヒトが作った毒。
ヒトは自業自得。

動物たちも、原発の毒といっしょに死ぬ。
もう、この星に生まれてきてはダメだよ。
仲間にそういって、死んでいく。

それでも、肉食にしがみつくヒトは、最期の肉片の切れ端まで、奪い合う。
動物たちの肉片がなくなれば、ヒトの肉片がある…

どす黒い血は海へと流れ出す。


ヒトはヒトに食べられる順番を待つ。

もう地球は青くない。

★★★  ★★★  ★★★  ★★★  ★★★  

嫌だな。



我々の祖先の時代から、それこそ天文学的な数の犠牲者数になるであろう憐れな動物達の魂にしてきたことに対して、必ずやその報いの日が来ることを覚悟しておかねばならぬ。何人(なんびと)たりともこの因果応報の法則からは逃れられない。

肉食産業:多くの生き物の犠牲を巻き込んだ「業づくり産業」

因果応報
ヒトは何度も、何度も、そうしてきたはずなのに。
良い行い、悪い行い、その報いがあるという。

人がする行いで、良い行いなどあるのか?

ほとんどの人は生まれながらにして、業を背おって、うまれてくる。
たとえば、無償で病人や肢体不自由の方や精神疾患の方の世話をさせてもらったとする。
それは、良い行いでもなんでもない。
みずからの業落としに過ぎない。
利己的行為ではないが、
利他的行為でもなんでもない。
ただの業落し。

肉を食いながら、世話をする
業を作りながら、業落しする

ありがたや、ありがたや

せっかく、業落しのできる地球に人生をもらったのに
肉食いは人生のトラップ。罠。
余計な肉も増えれば、新たな業も増える。

それに気づくことさえない。
気づいたとき、
振り出しにもどれればいいが…。
愛にあふれた動物達も疲れた。
悲しいことだ。

私とて、この因果応報の車輪の中で、もがいている。
この車輪の中で、廻って、廻され、ボロ雑巾にもならないくらい、
ぼろぼろになっても、業の炎に燃やされ、生かされているから、辛い。
哀しくて、哀しくて、涙があふれるが、こんなしょぼくれた涙では業の炎を消すことはできない。

業の炎を消す動物達の愛の力が、この世から消えかけている。
「業づくり産業」が根こそぎ、持って行った。

犠牲者の肉は死ぬ間際の怒り、絶望、悲しみ、怨み、憎しみ、痛みの感情を

全て含んでいて、それらが全部そっくりそのまま人間の体の細胞の一つ一つに

移し替えられる。人の性質は、肉食を続けることで次第に変わって行く。

ちょっとしたことで切れ、利己的になり、執着し、欲に走り、争いや荒々しいことを好み

血を見てもちょっとやそっとじゃ驚かなくなり、もともと持っていた慈愛の魂が

穢れた膜で覆い尽くされ、気付いたときには別のものに変貌していることになる。

ただし、それは自分では気づかない。

気付いた者達はそれを恐れている。

二極化が非常に速い速度で進んでいる。

あな恐ろしや。


0 件のコメント:

コメントを投稿